■介護福祉士とは |
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「介護福祉士」は1987年(昭和62年)に制定された「社会福祉士及び介護福祉法」により誕生した福祉分野における初めての国家資格です。 専門的な知識や技術をもって、身体や精神の障害があることで日常生活を営むうえで支障がある方の入浴・排泄・食事などの介護や、その方や家族に介護についての指導を行います。 |
何をする仕事? |
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■本校で取得できる資格 | ||
・介護福祉士(国家資格) ・「専門士」の称号 ・レクリエーションインストラクター(日本レクリエーション協会認定) ・上級救命技能認定証(東京消防庁認定) |
■介護福祉士の資格を取得するには | ||
一般的な資格取得コース | ||
※介護福祉士の国家試験には、筆記試験と実技試験がありますが、平成17年度の試験から、国家試験の前に養成施設等で実施される「介護技術講習」を終了すれば、実技試験は免除になります。 | ||
■カリキュラムとシラバス | ||
1.学科の構成 (科目をクリックするとシラバスを見ることができます) |
区分 | 科目 | 授業形態 | 授業時間 | 単位数 | 厚生省 指定時間 |
1年 | 2年 | ||
前期 | 後期 | 前期 | 後期 | ||||||
基 礎 分 野 |
文 学 | 講 義 | 30 | 2 | 120 | 30 | |||
憲 法 | 講 義 | 30 | 2 | 30 | |||||
生 物 学 | 講 義 | 30 | 2 | 30 | |||||
音 楽 表 現 | 講義・演習 | 30 | 1 | 30 | |||||
造 形 表 現 | 講義・演習 | 30 | 1 | 30 | |||||
情報機器の操作 | 演 習 | 30 | 1 | 30 | |||||
専 門 科 目 |
社会福祉概論 | 講 義 | 60 | 4 | 60 | 30 | 30 | ||
老人福祉論 | 講 義 | 60 | 4 | 60 | 30 | 30 | |||
障害者福祉論 | 講 義 | 30 | 2 | 30 | 30 | ||||
リハビリテーション論 | 講 義 | 30 | 2 | 30 | 30 | ||||
社会福祉援助技術 | 講 義 | 30 | 2 | 60 | 30 | ||||
社会福祉援助技術演習 | 演 習 | 30 | 1 | 30 | |||||
レクリエーション活動援助法T | 演 習 | 60 | 2 | 60 | 30 | 30 | |||
老人・障害者の心理 | 講 義 | 60 | 4 | 60 | 30 | 30 | |||
家政学概論 | 講 義 | 60 | 4 | 60 | 30 | 30 | |||
家政学実習(栄養・調理、被服、住居) | 実 習 | 90 | 3 | 90 | 30 | 30 | 30 | ||
医 学 一 般 | 講 義 | 90 | 6 | 90 | 30 | 30 | 30 | ||
精 神 保 健 | 講 義 | 30 | 2 | 30 | 30 | ||||
介 護 概 論 | 講 義 | 60 | 4 | 60 | 30 | 30 | |||
介 護 技 術 | 演 習 | 150 | 5 | 150 | 60 | 60 | 30 | ||
形態別介護技術 (点字・手話) |
演 習 | 150 | 5 | 150 | 30 | 30 | 30 | 60 (28) |
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実 習 |
実習指導T | 演 習 | 90 | 6 | 90 | 30 | 30 | 30 | |
実習指導U | 演 習 | 30 | 2 | 30 | |||||
介 護 実 習 | 実 習 | 440 | 11 | 450 | 80 2週間 |
160 4週間 |
200 5週間 |
40 1週間 |
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在宅介護実習 | 実 習 | 40 | 1 | ||||||
指 定 外 科 目 |
地域福祉論 | 講 義 | 30 | 2 | − | 30 | |||
レクリエーション活動援助法U | 講 義 | 30 | 1 | − | 30 | ||||
事 例 研 究 | 演 習 | 30 | 1 | − | 30 | ||||
合 計 | 1,860 | 83 | 1,650 | 500 | 550 | 530 | 280 |
2.本校のカリキュラムの特色 | |
介護福祉士は、ひとりの人間の生活を、そしてまさに人生を全面的に支援するといっても過言ではない大切な仕事です。したがって、それに相応しい知識と技術、心を備えた人間でなければなりません。学生が確実に知識や技術を身につけられるように、徹底した少人数教育を展開しています。また、豊かな思考力、想像力、表現力を養い、社会人として不可欠な情報機器の知識も身につけられるように、基礎分野において、音楽表現、造形表現、情報機器の操作など、基準の1.5倍の授業時間を設定しています。また、本校は開校時より、地域における「在宅介護」の重要性を強く感じ、力を入れてきました。指定外科目に地域福祉論を置き、在宅介護実習もたいへん充実した実習を行っています。 そして卒業時には、自分の介護観を自分の言葉で語ることができ、専門職業人として研究的態度を持って社会に巣立っていけるよう、ひとりひとりが卒業研究(事例研究)をまとめ、発表しています。 |
3.シラバス | |
2年間で学ぶ教科目は、上表の通りです。これら全ての単位を修得すると、卒業時に介護福祉士の資格を取得することができます。 シラバスとは、各教科の授業の「要旨」です。これは、その教科を担当する教師が、学生に授業の内容、学習にあたっての留意点、予習・復習について、参考書などを示すことで授業の全体像がわかるようになっています。 本校教師陣の介護福祉教育への熱意が込められているシラバスを是非読んでください。 |